ヘタリア:西
もうすぐ配信ですね^^わくわく
でもPCのほうで見ようと思ってるので、PC配信がいつごろなのか凄く待ち遠しいです。
ところで、もうすぐモバイル配信だというのに、
親分の愛しい子がいないんですけど…まだ出さないんですか、焦らすんですか。
希のボイス決まってないのも人に言われて気づきましたが、早く…情報プリーズ…!!
それでは!
駒子ちゃんから頂きました。
お題SSバトン
□前回の方に出されたお題でSSを書いてみて下さい。
お題「弱った男」
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西のワンマンライブです。
文章多くて台詞とか少ないです。
一応西ロマのつもりで描いてます。
ロマは幼い方で。
シリアスです。
SSなんて書いたことないので稚拙な文です。
説明多くてスイマセン!
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それでもいいって方はドウゾ☆
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身体が重い。
頭もぼやけている。
衣服は土埃と、誰のかもわからない血で汚れている。
どうやって此処まで歩いてきたかはわからないが、自室のベッドを見つけ安心したスペインは、倒れこむようにその身を預けた。
(…あかん。水、浴びな…。)
未だにドクドクと流れ続ける血が、シーツを赤へと染めていく。
このままでは明日ベッドを整えてくれる使用人が大変だろうと、スペインは呑気なことを考えていた。
しかし身体はもう指一つ動こうとはしない。
目もいくばか開いているだけで、焦点は何処にも合っていない。
全身が疲労しているのに、頭だけは妙に冴えていて眠りにつくことすら許されなかった。
(…そういえば、帰ってくるん…何日ぶりやろか…。)
今回の戦は今まで以上に激しく、たくさんの、犠牲を出した。
それでもスペインには、守り続けたいものがあった。
「ロマ…ノ。」
途切れ途切れにやっとの思いで愛しい者の、名を呼ぶ。
天井を見つめ、小さな保護国のことを思う。
自分がいない間に寂しい思いはしてないか、泣いてはいなかったか、周りの人を困らせていなかったか。頭の中を巡るのは心配事ばかりだった。
それでも、スペインはロマーノの事を思うだけでいくらか疲れや痛みが和らいでいくように感じた。
早く逢いたい。
けれど、逢いたくない。
二つの矛盾した思いがぶつかる。
「…っく…。」
知らぬ間に涙は溢れ、嗚咽が静かな部屋に響いた。
「何が…親分、や。」
刻まれた傷跡が、動くたびに痛む身体が、お前は弱いのだと囁いてくる。
わかっている。自分はどうしようもなく、弱い。
血だらけな自分を見せまいとはするが、朝になれば傷だらけの姿を見せることは余儀なくされる。
心配かけないように、大丈夫やでと言って笑ってみるけどロマーノの大きな瞳が不安と恐怖に揺らいでしまうのを、スペインは見逃さない。
だからもう自分のボロボロな姿なんて見せたくない。
ましてや今のような格好なんてとんでもない。
けれど、今すぐに抱きしめて、赤銅色の髪にキスを落して、小さな頬を撫でさせて欲しいと願ってしまう。
(無理かて…わかっとる…。)
弱い自分には、それすらも許されない。
縋ってはいけない。
きっと自分が手を伸ばせば、ロマーノは小さな手を懸命に伸ばし、取ってくれるだろう。
しかしそれは、あの小さな身体に自分のような重く汚い十字架を背負わせるということだ。
そんなこと、あってはならない。
それでも。
それでも、今はただ、血で汚れたこの手で触れることを許して欲しいと、無意識にも神に乞い続けているスペインだった。
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□お疲れ様でした。5人にそれぞれお題をつけて回してください。
一人楽しすギルぜー!
というわけでアンカーで!
終わったー!
お題は弱った男だったけど・・・これ、弱ってる男ですかね?
一応、身体的にも精神的にも弱った親分ハァハァと思って挑んだんですが…。
弱音を吐かない親分に弱音言わせるのは私的にはすごく楽しかったです!
しかし内容はとっても意味不明なことに^^;
SSって難しいんですね!SS書きさん、尊敬いたします!
あ、これ…処女作って言うんですかね!?(違う)
駒子ちゃんありがとごんした!
それではもし見てくださった方がおりましたらお付き合いいただきありがとうございましたー!